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Vol.7 『施主支給』『施主工事』。スムースに進める為に心がけたい5つのポイント(個人的見解)。

コラム 2020.06.26

こんにちは。インテリアデザイナーの堀内詩織です。

「左官職人の夫」 × 「インテリアデザイナーの妻」が、小さな家を建てる事になりました。完成までのプロセスを綴っていく、“建築夫婦の家づくり記録”の7回目です。

先日、建築中の我が家の基礎防水塗装を、家族で行いました。土地形状の関係で、我が家の基礎は通常よりも高いです。地面に埋まる部分が多い為、地中の水分がコンクリートを通り、基礎内に入らない様に、基礎へ防水塗料を塗りました。コンクリートの中に、水分の侵入を防ぐ“止水板”が入っているのですが、今しか出来ない工事、後々に心配を残したくないと思い、施主工事として、防水塗装を行いました。その時の写真が、こちら↓↓

 

 

まず、地面に埋まる部分、地面より上に出る部分の境目に、マスキングテープを貼っていきます。

 

 

 

地面に埋まってしまう部分に、防水塗料を塗っていきます。それは、第1層目。様々な塗料を塗り重ね、計4層の塗膜を作っていきます。

 

 

 

息子もお手伝い!天気がよく、塗料の乾きもよく、スムースに進みました。

 

 

元々、工事の見積には含まれていなかった、今回の工事。ですが、施主自身で塗装工事を行いたい旨を着工前に建築会社さんへ伝え、“施主工事”として行わせて貰いました。“施主工事”とまで行かなくても、“施主支給”など、多くの方が耳にした事があるのではないでしょうか。『施主支給をしたいお施主様の気持ち』『お施主様支給に伴うリスクを心配する建築会社さんの気持ち』、双方の気持ちがとても良く分かります。お施主様支給の良い悪いは置いておいて、もし部材や工事をお施主様支給する事があれば、双方ハッピーに、スムースに工事が進む様、気を付けたいポイントを考えてみました。あくまでも個人的見解ですが、どなたかの参考になれば嬉しいです。

 

 

【1】事前に、支給する部材の詳細を伝える。

工事の早い段階で、支給する部材の詳細を、工事担当の方へ伝える事をおすすめします。「ペンダントライトを支給します」、「タオル掛けを支給します」、「エアコン支給します」ではなく、「○○というメーカーの、このペンダントライトを、▲個支給します」、「このタオル掛けを支給します」、「□□というメーカーの、このエアコンを支給します」、といった様に、具体的な商品と、その商品の詳細が分かる資料と共に、詳細を伝える事をおすすめします。

その部材を取り付けるための下準備をするにあたり、どんなものが支給されるのか、工事サイドが把握していなくては、適切な下準備が出来ないかと。工事の最後の段階で、「それは付けられません!」なんて事になったら、切なすぎます(;´д`) 早め早めの情報共有は大切だと思います。

 

 

 

【2】納期・工期は、守る。

基本的なことかもしれませんが、とても大切なことかと思います。必要な時に、必要な部材が無いと、工事がストップしてしまう事もあります。その部材が無いことで、進まない工事もあるかもしれません。工事担当の方に、「いつまでに納入すればいいですか?」と確認し、その期日迄には現場へ届けるようにしましょう。また、注文した部材を、運送会社さんを通じて、直接現場へ納入する場合、“荷受”の必要があるかも確認するといいと思います。運送会社さんによっては、荷受してもらえないと配達出来ない場合もあります。また、支給した方が荷受をし、傷や不備が無いか確認すると、後々トラブルになりづらいと思います。

 

 

 

【3】必要量は、事前確認する。

タイル、フローリング、壁紙などの部材は、どの位必要なのか、事前にしっかりと確認されることをおすすめします。タイルは輸送段階で割れる可能性もあるので予備をみて注文、フローリングも“あと1枚足りない”という事が無いように確認して注文、柄物壁紙は柄合わせ(リピート)をしながら貼る分も見越して注文…。後から追加で注文できますが、時間がかかってしまったり、同じ色品番でも色が微妙に変わってしまう(ロット違い)事もあります。ですので、素敵♡に仕上げるためにも、必要量を事前確認し、少しだけ余分を見るのも大事かと。

 

 

 

【4】保証の確認をする。

保証が絡んでくる部材も、多くあります。照明器具、エアコン、IH…、電気機器、設備機器などが、それに当たることが多いです。故障した際の保証はどうなる? 故障した際に見に来てもらえる? それは有償? 故障した際は、誰を頼ったらいい?などです。そのあたりは、事前にしっかりと確認されると良いと思います。後々大変な思いをされないように(´∀`)

 

 

 

【5】そもそも、施主支給できるのか?

建築会社さんによって、対応は様々です。「施主支給は一切ダメ」 「限られた部材ならOK」「施主支給、ウェルカム!」など。それぞれの会社さんのスタンスがりますので、どれが正解は無く、どれも正解なんだと思います。事前にしっかりとお話されるといいと思います。また、施工費ば別途発生する場合が多いですので、そのあたりも確認されると良いと思います。

 

 

簡単ではありますが、5つのポイントを挙げてみました。

あくまでも、個人的見解ですが、「施主支給、一切ダメ!」というのは、これからの時代には難しいと思います。個人のスタイルや好みが大きく反映される住宅づくりでは、ある程度のフレキシブルさも大切だと思います。しかしながら、施主支給はメリットだけではないと思っています。それと同じか、それ以上のデメリットもあると思っています。SNSでは、施主支給のメリットが多く訴求されている気がしますが、個人的に、それはちょっと危ないのかなー、なんて思うときもあります。

もしかしたら、少し工事サイド寄りの意見が多かったかもしれませんが、長い期間を共にしますので、お互いハッピーに進められると良いですね(´∀`) 少しでも、参考になれば幸いです!

 

 

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