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【コラム3】“大谷石”を訪ねて。

コラム 2019.05.02

 

この写真、何の写真に見えますか?

薄暗くて、少し不気味な感じもしますね…。

でも、決して不気味なものではありませんw。

 

栃木県宇都宮市にある、【大屋石資料館】の地下採掘場跡の一部です。

壁にある線の様な跡は、石を機械で採掘した際に付いた物のだそう。

昔から、建築材料として用いられてきた大谷石。

最近では、天然材料の人気や、石材をインテリアに取り入れる事も多くあり、

自身の周りでも良く耳にし、気になっていました。

今日は、そんな大谷石について、少しご紹介させて頂きます。

 

 

 

■大谷石とは


栃木県宇都宮市大谷地区で採掘される、擬灰石の一種。

火山が噴火し、噴出した火山灰が蓄積し、固結したものだそう。

火に強く、軽く、加工しやすい為、古くから建材として用いられてきたそうです。

アメリカの建築家 フランク・ロイド・ライトによって設計された、

旧帝国ホテルにも、多くの大谷石が使われているのは、有名な話です。

 

 

■大谷石資料館へ行ってみた


栃木県宇都宮市大谷地区には、大谷石を採掘していた跡地があります。

大正8年から昭和61年までの約70年間、大谷石を採掘していた採掘場が、

巨大地下空間として、今では観光スポット・教会・ロケスポットとして人気。

以前から気になっていたので、家族を誘って出かけてきました!

大谷石

入口を入ると、地下へ続く階段が始まります。

少し肌寒く、薄暗く、何かとってもワクワクします(笑)。

 

大谷石

少し下ると、視界が開けます。

採掘を進め、切り出した石でこの地下空間が出来たと思うと圧巻です。

また、今でこそ機械による採掘ですが、かつては人力。

1本150kgもする石を1人で背負い、外へ運びたしたと思うと、驚きです。

 

大谷石

人の大きさと比べると、どれだけ大きな空間かわかると思います。

大谷石の中でも、茶色い斑点がある層を残し、綺麗な層を採掘したそうです。

その柱のように残っているのが、斑点がある層との事。

 

大谷石

外の光が、神秘的に降り注いでいます。

生花やライトアップなど、インスタレーションも多く見られました。

 

大谷石

人力で採掘していた頃の、手彫りの跡。

表面を手で触れてみると、多孔質な印象で、

石特有の“冷たさ”は、あまり感じません。

 

大谷石

機械で採掘する際に出来た跡。

 

どこで、その材料が生まれ、

どの様に、形作られ、

誰によって、生み出されるのか。

建築を仕事としていると、材料一つ一つに興味が湧き、

そのバックグラウンドを知りたくなります。

それを、お客様にお話することで、

少しでも愛着や思い入れが、深まれば嬉しいと思います。

 

 

■大谷石の施工イメージ(リビエラ㈱)


大谷石 リビエラ

画像出典:https://riviera.jp/

 

大谷石 リビエラ

画像出典:https://riviera.jp/

 

大谷石 リビエラ

画像出典:https://riviera.jp/

 

大谷石 リビエラ

画像出典:https://riviera.jp/

 

 

■YUNO Interior Design的 大谷石の使い方


□和室の床の間や、ディスプレイスペースの背面に。

□住宅の玄関や店舗のエントランスなど、第一印象を決める場所

□割烹、天ぷら屋さん、お寿司屋さん等、“和+上質”な空間にはピッタリかと。

□モダンなデザイナーズ家具と合わせるのも、すごく合いそう!

 

また、“ザラっ”とした表面に触れることで、

自然、天然、素材感、温かみが感じれれる、大谷石。

玄関の壁、エントランスの壁など、手を触れられる場所に使うと、

五感で感じるインテリアになるのではと思います。

 

 

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