コラム 2020.07.19
こんにちは。インテリアデザイナーの堀内詩織です。
「左官職人の夫」 × 「インテリアデザイナーの妻」が、小さな家を建てる事になりました。完成までのプロセスを綴っていく、“建築夫婦の家づくり記録”の10回目です。大工さん、電気屋さん、板金屋さん、様々な業種の職人さんたちが、お仕事を進めてくださっています。細部の納まりの打合せや、自身での部材発注など、工事が進むにつれて、バタバタしてきました(焦)
今日は、『ファミリーライブラリー』の話をしたいと思います。
“ファミリーライブラリー”とおしゃれに言いましたが(笑)、本棚のことです。家族の本をしまう、本棚。家を作るに当たり、パブリックスペース(LDKや廊下など)に、どうしてもファミリーライブラリーを作りたいと思っていました。今日は、少しずつ形になってきた本棚の様子と、それを作りたかった3つの理由について書きたいと思います。
ファミリーライブラリー。これからカウンター材が付いたり、左官で仕上げていきます。本は、図書館で借りたり、読み終わったら、メルカリで売ることが多いので、そこまで大きなスペースではありません。
奥行が取れなかった場所は、絵本の表紙を表に向けてディスプレイしたり、小物を飾ろうと思います。
奥行が取れる場所は、雑誌も入る奥行で作って頂きました。
イレギュラーサイズが多い絵本は…、諦めました(笑) 飛び出していても、気にしない!
一部は、スイッチコーナーに。照明のスイッチや、給湯器、インターフォンなどのリモコンもまとめて。操作がしやすい様、奥行は浅く作って頂きます。
このファミリーライブラリー、構造や操作性で、奥行が3種類あります。その裏を見ると、職人さんのご苦労を見ることができました(汗) 引き続き、休憩時間の差し入れに、気合を入れていきたいと思います(笑)
“子供の絵本”と“大人の本”、それを一緒にしまう本棚です。子供の絵本から、大人が学ぶこと、気づかされることは、とても多いと思っています。それに、大人の本に、子供が興味を持つこともあります。なので、それぞれの部屋の本棚に、それぞれの本をしまってしまうのは勿体無いと思っていて、知識を年代間でも共有できたらいいと思いました。
“本”とネットの“検索履歴”は、その人が今、何に興味があるのかが出るものだと思っています。本棚を共有する事で、「妻は、今、○○に興味があるんだー。」とか、「夫は、これが好きなんだー、意外!」とか、お互いの興味を知ったり、会話のきっかけになったり、コミュニケーションツールになると思っています。
買った本を、買ったまま積んである状態を、“積ん読”って言いたりしますよね。私、けっこう、積ん読が多いんです(笑)なので、常に目に入る場所に本をしまうことで、忘れ去らないでw、読むきっかけになればと思い(笑) “買った”ことで満足してしまう時、ありませんかw?!
今日は、我が家のファミリーライブラリーのご紹介でした。
決して造作本棚でなくて構わないと思いますし、カウンターに少し本を置いたり、スペースが許すなら置き型の本棚でもいいと思います。決して、新築時やリフォーム時だけでなく、今のお住まいでも取り入れらやすいと思います。家の中に散らばっている本、一箇所にまとめてみてはいかがでしょうか?
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