インテリアスタイリング 2021.04.22
Concept:『Dots to the circle./点、そして円へ 』
戸建住宅のインテリアリフォーム実例です。
2020年に始まった、新型コロナウイルス。
コロナ禍において私たちは、住まい方、過ごし方、働き方、学び方など、大きく変化せざるを得ない状況となりました。その中でも働き方は大きく変わり、通勤からテレワークなどの在宅勤務へシフトされた方も、多かったのではないでしょうか。
今回ご依頼くださったY様も、コロナ禍でテレワークへとシフトされたお一人でした。“仕事”と“生活”を同じ空間で行うテレワークは、メリットもありますが、工夫を要することもあります。お仕事をする2階から1階に降りてきたら、自然と心がoffできるようなインテリア。家族が同じ空間にいても、程よく個人(Dots)の“距離感”が保たれ、それぞれが心地よく過ごせるインテリア。距離感がありながらも、家族(Circle)を感じられるインテリア。そんな想いをコンセプトに、インテリアをご提案させて頂きました。
新しく綺麗なお家でしたが、右側壁のクロスを剥がし、
グレージュのアクセントクロスを施工しました。
空間が、より垢抜けた印象で、グッと大人可愛い印象に。
通常のダイニングから、ソファダイニングへ変更。
こちらも壁紙と相性の良い、ベージュ色のソファカバー。
お食事をする場所なので、汚れ対策も重要。
カバーは取り外して洗える、カバーリングタイプです。
テーブルは既存のテーブルを引き続き使用。
ソファの高さに合わせて足をカットしたり、
お誕生日席にも座れるように、貫(横の支え棒)をかっとしたり。
大工さんの技術と少しの工夫で、より長く家具を使う事ができました。
素敵なソファダイニングから、お子様がリビングて遊ぶのを眺め、
“ご夫婦は、ダイニングでゆっくり”も、素敵です。
クッションも新調しました。
くすみカラーでトーンを揃えながら、
柄や色で、空間にアクセントを。
奥には、カウンタースペース。
今までは、あまり使われる事がなかったカウンター。
使いやすく、スッキリと整えて、お子様のお勉強スペースに。
スツールを一脚置いて、いつでも使えるスペースに。
右側には、カウンター下収納を入れました。
文房具やノート、教科書などをしまう事もできるスペースです。
カウンター上にある、コンセント。
今までは、モデムやルーターなどの機器をカウンター上に置いていました。
今回のリフォーム工事で、カウンター隅に、配線口を空けました。
そうする事によって、電源はカウンター上で取りながらも、
モデムやルーターなどの機器は、カウンター下に収納出来るように。
白く壁と馴染む機器収納も新しく取り入れ、カウンター上はスッキリ!
そんな配線やコンセントを隠す為に、
フラワーベースと、ドライのアレンジメントを置きました。
大小のベースを置くことで、リズム感が生まれます。
また、ホワイトをチョイスしたのは、季節を問わず、
お花を問わず、使いやすいカラーだから。
これらの工夫で、カウンター上はスッキリ、広々!
教科書を思いっきり広げて、お勉強できそうです。
カウンタースペースの上は、飾り棚スペース。
色味やテイストを揃えながらも、
空間のアクセント、遊び心を意識してチョイスします。
グリーンは、エアプランツをチョイス。
土がなくても育つというのが、エアプランツだそうです。
LEDキャンドルも。
大小2つ置くことで、バランスが取れ、可愛らしい印象に。
ミモザとユーカリのドライを添えて、可愛らしい春の印象に。
LEDキャンドル。
周りは本物の蝋で出来ていて、とても質感が良いです。
タイマー機能もあり、夕方に自然と光が付き、心が少し癒されます。
沢山飾ったフレーム(額)。
お子様の絵を飾ったり、旅先で買ってきたポストカードを入れたり。
自由に楽しめるのが、フレームのよいところ。
工事前のお部屋の様子。
もともと綺麗なお住まいでした。
工事後、Y様がメールをくださいました。
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